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年間バスラマ 2007→2008

京阪バス株式会社

山科営業所に配属されているN-3886号。日野ブルーリボンII PJ-KV234N1-アリソン製のトルコンATを搭載する

車内。基本的にNS標準仕様に準じるが前輪タイヤハウス上部の最前列シート2脚は装備していない。シート生地は全席同色で、優先席の背もたれに黄色いカバーがかかる

運転席より、左端のミラー上部に補助ミラーを配置、モニターはバックカメラ用。時計は最近では懐かしさを感じさせるアナログ式だが、デジタル式にない機能性がある。

 2007年度,京阪バスは56台の一般路線車を購入した。内訳は[大型]日野ノンステップ:23台、三菱ふそうワンステップ:13台(うち4台は比叡山登山路線用高出力車)、[中型]日野ノンステップ:9台、三菱ふそうノンステップ:11台である。近年はNOx・PM法が適用される大阪都市圏の代替が優先されてきたが、今回は京滋地区への新車投入を増やして交通バリアフリー法対応のレベルを引き上げる配慮がなされている。

 同社では2004年に大型ノンステップバスを初採用した。大型ノンステップバスの車両価格が既存車両に比較して高いこともあり、これまでは価格帯が既存の大型低床ツーステップ車に匹敵する中型車幅10.5m車(中型ロング)を採用することでノンステップ化を進めてきた。しかし、通路幅の制約が大きいなど大型車に対する使い勝手が劣るため2006年以降、大型車の代替は大型車で進めている。

 一方、国土交通省のガイドラインである2011年度に30%のノンステップ化率、2015年度には100%という低床車率をクリアするためにも大型ツーステップ車の代替を進める必要があり、今回の新車も一般路線用についてはノンステップとワンステップ車が採用された。ノンステップ車に統一できない理由には、乗車定員の課題および、一部郊外路線などでフロントオーバーハングが路面に接触するなど、機動性に問題があるためである。 [内外装]写真は山科営業所に配属される大型ノンステップバスN-3886号車、日野PJ一KV234N1で、2007年7月に採用された。 京阪バスはNS標準仕様が設定された当初から同仕様を採用してきたが、これに加えて同社の仕様としてトルコンAT、LED式行先表示器などを採用している。トルコンATは2006年に試験採用したが、近年の技術改良が進みシフトショックが少なく車内事故撲減が期待できること、多くの乗務員が通勤にはAT車を利用していることに加えて京都市交通局の運行受託の乗務員がAT車に対して好フィ一リングを得たこと、整備費用の削減が期待できることなどから本格採用に踏み切ったものである。

LED式行先表示器は今回の新車から採用しているが、従来車の幕式を改造することはいまのところ考えておらず、LED化に伴う行先表示の変更なども行っていない

ダッシュボード左側には行先表示器と整理券発行機の操作盤を配置する。

車椅子用折り畳み式スロープ板は中扉前に格納される。シートのない前輪タイヤハウス上は物置スペース

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