
今回の燃費試験の目的は、トルコン式ATは"燃費が悪い"との理由か
ら、日本の商用車市場でトルコン式ATの普及が進まないことが一部の顧客から敬遠されているとの指摘から、それを実証する意味もあり実施した。
確かに、わが国の商用車市場のトレンドは"シフト操作レス& 2ペダル車"
へ向けていることは事実だが、燃費に限らず安全性の確保におけるイー
ジードライブ性、また、クラッチ交換の不要などによるメンテナンスコストなど、トルコン式ATを志向する事業者およびユーザーは確実に増えているという。
これらの背景には、プロドライバーの高齢化という問題も要因のひとつとして挙げられるが、安全にそして楽に運転したいと考えるドライバーからの要求の高まりも見逃せない。
今回の試験車に使用した三菱ふそう「ファイター」の最近のカタログの中の"重量車モード燃費値を見ると6.30km/ℓ (OD6段MT)が表示さ
れているが、今回の燃費値6.15km/ℓは2.4%の差でしかない。この数値
から見てもOD6速MTとトルコン式ATの燃費差はないと判断できると考えられる。
ドライバーが必要とする各種車両情報が、メーターの多重表示によって便利に得られるマルチ情報システム
「lvis」。走行燃費などリアルタイムな情報を上手に活用することで、より効率的なエコドライブを可能にする。
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